ラ・トゥール展

「ラ・トゥール展」

連休中の東京出張の機会に、行ってきました。

よかったです。特に《荒野の洗礼者聖ヨハネ》。

期待に違わず、光の巧みな演出を満喫出来ました。ただ、模作がほとんどを占めており、“幻の”作家の本領発揮(?)でした(笑)

真作と模作の差は歴然としており、例えば深い精神性を感じさせる表情までは写しきれていないように見えました。また、微妙な陰影も、絵具の経年劣化もあるのかもしれないが、真作は見事でした。

〔主催〕国立西洋美術館、読売新聞社

ついでと言っては何ですが、常設展も。こちらもまた、見応え抜群。

特にギュスターブ・モロー《ピエタ》《牢獄のサロメ》、セザンヌ《ジャ・ド・ブッファンの眺め》《エクス近郊の風景》、アルベール・マルケ《レ・サーブル・ドロンヌ》、サム・フランシス《ホワイト・ペインティング》が印象的でした。(モローの2点は感激!)

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