Georges de La Tour

今日のNHK「新日曜美術館」で特集をしていた。

ラ・トゥール。初めて聞く名前だった。

藤原新也さんが出演していたこともあったのだが、「光と影の画家」というコピーに惹かれた。

僕は、絵や写真を見る時、色彩はもちろんなのだが、ことのほか陰影に興味を持つ。


マグリットも好きなのだが、一番好きなのは「光の帝国」だ。

ラ・トゥールの絵も、一目見た時から引き込まれた。

フェルメールも光を上手く使う画家だが、フェルメールの官能性とは違い、ラ・トゥールには精神性を感じる。

一見、単調になりがちな画面だが、陰影を巧に現実描写にとどまらずに描き分け、絵の中に込められた精神的メッセージを感じさせてくれそうな予感。

最近発見された、晩年の作品「荒野の洗礼者聖ヨハネ」では、それまで光源として頻繁に利用されたろうそくが、ない。

藤原さんは「ヨハネ自身が光っているのではないか」と分析されていた。

僕は月光だ、と直感的に思った。ただ、「月光」であること(しかもはっきりとしない光線)が何かを暗喩しているのではないか。そんな気がした。

ところで今、僕の作品ページの写真を準じアップ中です。疲れてます(笑)しばらくパソコン見たくないなあ。そんなこと言ってられないけど。

「Georges de La Tour」への4件のフィードバック

  1. むむむ!!!!何だか、超がつくほどの有名人だと思ってしまいました。
    有名人ですよね????

  2. うーーーーーーん、
    有名人、ねえ。
    ま、タッキーとは面識無いけど、さ。

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