嗤う伊右衛門 Eternal Love


嗤う伊右衛門

嗤う伊右衛門

京極 夏彦

哀しい。恨めしい。恋しい。

京極流お岩の悲恋話。

傑作です。


四谷怪談を、お岩さんの夫となる伊右衛門を主人公に、美と醜、悪と善、嘘と誠、この世に存在する二反性を、それらを対決させるのではなく、混沌とした世の中はそれが複雑に絡み合って成り立ち、時には悲劇となり愛は怨念になり優しさは鬼を生み、ということを見事に描き出しています。

伊右衛門の実直さと、お岩の清廉さのすれ違い。お互いが、互いを思いやるが故の悲劇。

嗤う伊右衛門

嗤う伊右衛門

蜷川幸雄監督作品。

原作に感動して、速攻借りてきました。

評価としては微妙ですが、僕は面白く鑑賞出来ました。

特に、原作ではあえて書かれていない、殺しの下手人となったお岩の行くえの場面。

映画ならではの演出ではないでしょうか。

そして最後のシーン。

嗤う唐沢。

嗤う伊右衛門。

嗤う、お岩。


8 thoughts on “嗤う伊右衛門 Eternal Love”

  1. >sayaさん
    いいよ~泣けるよ~怖くないよ~
    京極夏彦、凄い作家です。

  2. 手前味噌へのコメントありがとう!
    今日の朝4時位にガニのとこに
    新しい家族がやってまいりました。
    みんなでお祝いせんといかんね。
    女の子ですよー!
    おめでとう!パチ、パチ、パチ、パチ。

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