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名作2本~短い傑作&巨費をつぎ込んだ大河ドラマ~

ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ・イズ・ビューティフル

いい!とても、いい!

物語のはじめは、なんだかお調子者の青年の話?と思いきや、最後は悲しいけど爽やかに、涙を誘う傑作です。

ロベルト・ベニーニいいですねえ。現代のチャップリンと言われるのもうなずける。

ニュー・シネマ・パラダイス」のように前置きが長い(笑)こともなく、どちらかと言うとコンパクトにまとめられていて、脚本の素晴らしさが際立ってます。

アカデミー賞3部門獲得も納得。

ベニーニ監督作品「ピノッキオ」も観てみたい。

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ニュー・シネマ・パラダイス

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版

タイトルからして、「映画って、ほっんとーに、素晴らしいですね」(by シベ超)的な映画と思いきや、大純愛物語だった。

もちろん、映画好きな少年トトと町の映画技師アルフレードの交流が中心にあるのだが、2時間にわたっての回想シーンは正直、冗長に感じられた。

が、ラストの展開で、全てが収束される。

名作の称号にふさわしい。

そしてなんといっても、エンニオ・モリコーネが素敵。

けど、個人的にはこちらの方が好き、かな。

イル・ポスティーノ

イル・ポスティーノ

チャーリーとチョコレート工場

評価:
ロアルド・ダール,ダニー・エルフマン,ジョン・オーガスト
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 3,510
(2006-02-03)

チャーリーとチョコレート工場

ティム・バートン&ジョニー・ディップ最新作。

実はどちらも初体験。

原作を読んでいないので、バートン流の脚色なのかよく分からないのだが、前半は、センスがいいんだか趣味が悪いんだかよく分からない展開に翻弄された(笑)もちろん、ファンタジーの世界なのだから、デフォルメされて当然なのだけど。

しかも意味不明な「ウンパ・ルンパ」!こいつらが原作に登場するのか、非常に興味あり。

面白すぎ。はじめは唖然とするが、次第につぼにハマってくる。

そんなシュールな世界が展開された後、ウィリー・ウォンカのトラウマの世界へと入って行く。

そして、純粋で優しい男の子チャーリーによってウィリーが癒されていく。

この展開が、よい。

僕自身の体験とちょっとダブるところもあって客観的に観れなかったけれど、最後のオチがすーっと丹田に収まる感じ(?)でよかった。そして、最後のシーンも必見。くさいといえばくさいけど。野暮は言いっこなし。

サントラは秀逸。

ジョニー・ディップも楽しんで演技しているのが、よく分かる。

贅沢を言えば、元々子供向けの童話なのだから、極力CGは避けて実写にこだわって欲しかったなあ。特に冒頭のチョコレートが出来る場面。細かいところだけど(^^ゞ

哀・戦士

評価:
富野由悠季,安彦良和,大河原邦男,矢立肇
バンダイビジュアル
¥ 999
(2000-12-21)

「機動戦士ガンダム」

いまだから。

レンタル屋で劇場版3本まとめて借りてきた。ストーリーの素晴らしさに再び感動する。

もし、ジョージ・ルーカスがスター・ウォーズではなく、ガンダムを、ハリウッドで実写で映画化していたら?

ストーリーでは、間違いなくガンダムが上。

戦争のリアルさを、感じさせてくれる。決して、きれいごとではないことを。カッコのよいものではないことを。単なるロボットアニメではない。メカデザインの時代性など、どうでもよい。

けっして子供向けのアニメでないことは、明らかだ。