世界の中心で、愛をさけぶ

テレビでやっていたので、観た。


高校2年の時、同級生の女の子が癌で亡くなった。

その娘の名は、むっちゃん。

多分、一度も会話を交わした事はないし、中学も違ったし、クラスも同じになった事はない。

共通する事と言えば、生物の授業が同じだったこと。そして幼なじみの元カノだったこと。

一学期こそ授業で一緒だったが、何となく元気がない様子だった事を憶えている。

夏休みに入る前にはあまり見かけなくなっていた。

むっちゃんが亡くなった時、教室で弁当を食べていたらその幼なじみが、ひと目も憚らずに泣き叫んで僕のところに来た。

僕に出来る事は、ただただ、ご飯をかき込むことだけだった。

これまでに、数人の友人たちが様々な理由で亡くなっている。

彼女を忘れないために。

彼らを忘れないために。

「世界の中心で、愛をさけぶ」への17件のフィードバック

  1. 世界の中心で、愛をさけぶ

    空前のベストセラーとなった片山恭一の同名小説を行定勲監督で映画化した純愛ラブ・ストーリー。最愛の人の死を胸の奥に抱えたまま、現在の愛に葛藤する一人の男の姿を切なく描く。待ちに待ったセカチュウを早速レンタルしちゃいました初めはあまり興味なかったんだ

  2. セカチュー、映画

    世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション全然書くの忘れてたけど、早いところ書かなきゃね!ってなわけでセカチューの映画版。小説とはビックリするぐらい別物です。まるでパラレルワールドです。同じなのはプロットのエッセンスと、舞

  3. TV「世界の中心で、愛をさけぶ」

    映画を観ないで、ドラマを少し見ていた。ストーリーもほとんど知っている状態で観た。ドラマのほうが良かったという意見、映画のほうが良かったという意見に分かれると思いますが、私は映画のほうが好きかなぁ。どうしても、山田孝之と緒形直人よりも森山未来と大沢たか

  4. はじめまして、TB有難うございますm(__)m
    突然ですが私も胃癌で、昨年の11月にopeをして、今は抗がん剤治療をしています!
    ホント、マジ、辛いです!でも辛い分だけ、病気にならなかったら、学べなかった事もあって、何とも言えませんが、悪い事ばかりじゃないと感じています!
    誰しもたった一つしかない命、大切に大事に思うようになりました。

  5. 世界の中心で、愛をさけぶ

    「近づいているんだ。」 「何が?」 「台風。」 「台風・・・。」 「台風29号。」 「ねぇ・・・いけるかな・・・。」 「行けるよ。・・・僕が必ず連れていく。」

  6. 世界の中心で、愛をさけぶ/大沢たかお , 柴咲コウ , 長澤まさみ , 森山未來

    なにぶん、あまのじゃっきーなので世間が大騒ぎしてると一歩ひいちゃうとこがありまして、やっとDVDの発売で見ることが出来ました。確かにこの映画はいいです、素晴らしい。これも原作が秀逸なんでしょうね。私の記憶の片隅にもある80年代の風景が見事なまでにそ

  7. 世界の中心で、愛をさけぶ

    主演長澤まさみ、大沢たかお、森山未來、柴咲コウ監督行定勲脚本坂元裕二、伊藤ちひろ、行定勲製作2004年、日本青春のレクイエム高校時代の恋愛と大人になってからの恋愛を交差させながら描いた純愛ストーリー。松本朔太郎(大沢たかお)の婚約者の律子(

  8. 世界の中心で、愛をさけぶ 

    いまさら、セカチューである。ブームのときには背を向けていたのに…。笑ってくれ。まあとにかく映画版世界の中心で、愛をさけぶをようやく見た。内容は殆どの人が承知の上だと思うのであえて触れないが、一言で言えばありきたりな、難病を絡めた恋愛映画。原作もバカ売

  9. >☆かのん☆さん
    初めまして。コメントありがとうございます。
    現在病気とともにある方に、軽々しく「がんばって」とは言えないと思いますが、誰にでも幸せを望む権利はあります。幸せとは何か、それは人それぞれ違うでしょう。
    そして、それに向かって努力することは自由です。努力とは、何か現象を動かす、ということばかりでなく、心の持ち方であったり精神的なこともあるよなあと常々考えています。
    お互い、それぞれの幸せに向かって突き進みましょう!

  10. 世界の中心で、愛をさけぶ

    今日、TVで「世界の中心で、愛をさけぶ」を放映してましたね。 この映画は、ロードショーで観て以来…ビデオで数回観ました。でも、何回観ても涙が出ます…良い映画です。 この映画の素晴らしさは、柴咲コウがウォークマンで聞いた… 「どしてかなー、眠れないの。明日

  11. 「世界の中心で、愛をさけぶ」~渡されなかった最後のテープ

    2004年監督/行定勲出演/大沢たかお 柴咲コウ 長澤まさみ 森山未来 山崎努恋人の行方を捜す朔太郎は、奇しくも十数年前病死した高校時代の恋人・アキの思い出と向き合うことになる。学校生活での出来事、無人島への旅行、彼女の発病・入院など、アキの残したカセッ

  12. 世界の中心で愛を叫ぶ

    ドリームプラザのところでは踊ってますこれはなんだろ・・・?以前から約束していたので社内の女の子達と「世界の中心で愛を叫ぶ」を見に行きましたやばかった・・・って言うか香川県!!自分が数年間生活した土地だったということをすっかり忘れていた。

  13. 世界の中心で、愛をさけぶ

    「10月28日どうしてかなー・・・眠れないの。明日が来るのが怖くて、眠れないの。あたし・・・もうすぐ死ぬと思う。」「あのね。私たち、もう会わないほうがいいと思うの。あなたと過ごした、永遠の、何分の1かの時間が、あたしの生涯の宝物

  14. 世界の中心で愛をさけぶ

    このホームページタイトルの下にイントロで使っている文章がある。「すばらしい映画はいい文学やいいワインに出会った時に似ている!! 心がぐっとくる、そんな映画に一つでも

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