「art」カテゴリーアーカイブ

ラ・トゥール展

「ラ・トゥール展」

連休中の東京出張の機会に、行ってきました。

よかったです。特に《荒野の洗礼者聖ヨハネ》。

期待に違わず、光の巧みな演出を満喫出来ました。ただ、模作がほとんどを占めており、“幻の”作家の本領発揮(?)でした(笑)

真作と模作の差は歴然としており、例えば深い精神性を感じさせる表情までは写しきれていないように見えました。また、微妙な陰影も、絵具の経年劣化もあるのかもしれないが、真作は見事でした。

〔主催〕国立西洋美術館、読売新聞社

ついでと言っては何ですが、常設展も。こちらもまた、見応え抜群。

特にギュスターブ・モロー《ピエタ》《牢獄のサロメ》、セザンヌ《ジャ・ド・ブッファンの眺め》《エクス近郊の風景》、アルベール・マルケ《レ・サーブル・ドロンヌ》、サム・フランシス《ホワイト・ペインティング》が印象的でした。(モローの2点は感激!)

アノニマス・デザイン

anonymous

1.匿名の,名を伏せた;作者[製作者など]不明の;名前を知られないでいる

a reader who asks to be ~

匿名希望の読者.

2.個性[特色]のない,何ということもない,平凡な.

昨日から発熱し仕事ができないので、「柳宗理 エッセイ」を一気に読んでしまう。

柳さんがよく使われる「アノニマス・デザイン」という言葉は、お父上である柳宗悦の「民藝運動」とも深いつながりがあるが、果たして僕の現在の仕事を鑑みた場合、どうなのだろうか。

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初釜

今日、お茶の社中で、初釜があった。早いなあ、もう3回目?4回目か?

去年は、忙しさにかまけて、ほとんど行けなかったので、今年は月2回を目標にします。

ヤバいなあ、正座が保たなくなってる。

街に出たついでに、中古でPizzicato Fiveを物色する。

夜は、車で一時間かけて書道の練習。こちらもそろそろ初心者脱出を。

田舎道のドライブでピチカート。

Albert Marquet

今日、宮崎県立美術館へ、「サントリー美術館コレクション展」を見に行った。

重要美術品や国宝など、見応えのあるものであった。

やはり興味を引くのは焼き物で、光悦、道入の茶碗、古伊賀の花入れ、古伊万里の皿など、すばらしい作品には目を奪われた。

しかし、最も僕の関心を引いたのは、アルベール・マルケである。

印象派の中でもフォーヴィスムと言われるグループになるらしい。

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