Mac OS Xが10“yosemite”になって3ヶ月。
年が変わったのを記念して?うちのMac mini(late2009)もsnow leopardからアップデートした。
実に6.8から10.10.1へ。
発表当初の不具合も今のところなく、快調に動いている。
アップデートを躊躇していた大きな理由は、様子見と、Rosettaが使えなくなること。
Rosettaは、それまでのPowerPCからIntelプロセッサへの移行に伴い、PowerPCアプリの仮想実行プラットホームである。
20年近くのマックユーザにとって、過去の資産(投資)はバカにならない。
特に、AppleWorksと旧宛名職人(のデータベース機能)を使えなくなる、というのは痛いなあ、と思っていた。
しかも、AppleWorksからiWorkへ移行できたのはいいものの、またこれも動かなくなるのでは?OS自体のアップデートは無料でも、結局“無料”アプリのアップデートが有料なのでは?と勘ぐっていた。
しかし、java環境の不具合からか、特にwebブラウザの挙動不審が眼に着くようになってきたのを機に、思い切ってみた。
まあ、とっくにサポートも打ち切られてるしね。
で、感想はというと。
まず驚いたのがFinderのデザインが刷新されていること。
細かいところだが、フォルダアイコンのデザイン、ラベルの簡素化等々。
初めは、見にくい!とも思ったが、よく考えてみると、それまでの立体的なデザインが出た時には、逆に余計な事にCPUパワーを使って、と思ったものだ(笑)
そういう意味では、原点回帰シンプルなMacに戻り、CPU/GPUに本来の仕事をさせようとするOSデザインには賛同する。
実際、あらゆるソフトでの描画スピードは明らかに改善されている。
Finderも慣れの問題だろう。
あと、最初に立ち上げた時にディスプレイのプロファイルが外れていたのか、変わっていたのか、明度が明るすぎてブラウザが見にくくなった!と勘違いしてしまった。ブラウザのフォントや表示の設定を一所懸命いじってしまったが、ディスプレイプロファイルをきちんと指定してやると、きれいに表示されるようになった。
ついでに、これまでのsafariにしろGoogle Cromeにしろ、挙動不審が多々あったのだがそれも改善され、描画まで早くなった。
例えば、safariでは文字を記入しようとスペースバーで変換しようとすると勝手にページが変わったり、特にwordpressでは使いものにならなかったのだが、それも改善。実際のこの記事はホントーに久しぶりにsafariで書いている。(これまではFirefox頼りだった)
次に驚いたのが、「ことえり」の消滅(笑)
漢字Talk7からの付き合いであった「ことえり」がついに姿を消してしまった・・・
でも、意外と寂しくない(爆)
だって、だいぶ泣かされたもんなあ。
特に最近のあまのじゃくぶりはひどかった。いつの間にか登録した単語が消えたことも一度や二度ではない。これは今後様子見だけど、ちょっと楽しみ。
しかしアップデート直後に、ユーザ辞書を読み込んでいなかったのにはちょっと焦ったけど。
あと驚いたのは、Pages。
勝手に仕様が変わってた。AppStoreでバージョンアップしてないのに。
「保存」しなくても勝手に保存されていて、ええー!戻したかったのにー!と思ったら、まるでTimeCampselのように、バージョンごとに保存される仕様になってた。これはwordpressみたくなってるのかな?
便利なようなんだけど、今後不具合が出ないことを、祈る。
また、メニューの表記も変わっている。「別名で保存」が「複製」に。わかんねーよ。
KeynoteとNumbersはまだ開いてないけど、変わっている可能性大。
改悪?かもしれないのが、GarageBand。
思いっきり、重くなった。(さっそく対処。これは後日)
iTunesは逆に軽くなったような?気もする。
そんなこんなで、アップデートして4日。
まあまあ快適なマックライフを送っている次第です(^^ゞ