「待ってくれ。とにかく、少しでいいから」
文字にしてしまうとなんだかよく分からない台詞が、黄金やダイアモンド以上の輝きを持つ、そんな映画です。
いい映画です。映画の魅力満載、と言って良いでしょう。
ラブストーリーとしてはどちらかと言うと軽め?乱暴に言ってしまえば痴話げんか(笑)
性格も価値観もかけ離れた、でも好きなことに理由なんて無い。普通の、どこにでもある恋愛話。
でも、その当たり前のことを「記憶を消す」というSFチックな手法を使うことで、感動が呼び起こされます。
いやな記憶を消したところで、過去が変わるはずもなく、心から愛している恋人を忘れることも出来ない。
ジム・キャリー演じるところの主人公は、恋人が自分に関する記憶を消してしまったことに悲しみ腹を立て、自分も彼女の思い出を消すことにします。しかし、記憶を消されて行く過程で、脳中で(潜在意識で?)思いとどまり、なんとかしようと努力します。
事の顛末は映画を見てのお楽しみですが、とにかく物語としてよく出来ています。アカデミー賞脚本賞ノミネートも伊達ではありません。
劇中で時間軸も前後しますが、その辺り、分かりにくくなりがちなところが、うまく進行され、また、「都合の悪い記憶を消す」という身勝手な欲求に対して、決してそんなにうまい話ではない、というサブストーリーもさりげなく織り込まれています。
演出もまた秀逸です。
主人公の頭の中のシーンが大半を占めるので、そこはファンタジーと言っても良いような場面が沢山出てきますが、それぞれ趣向を凝らして、美しいものにしてあります。
まあなんといっても、ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットの演技に引きつけられます。素晴らしい!
でも一番びっくりなのは、イライジャ・ウッドが普通の大きさ(笑)なことだったりして(^^ゞ
う~ん こら観なあかんな
映画観る時間へってるんす、、、
最近では劇場に「チャーリーとチョコレート工場」行った。ばかうけ!
しかしDエルフマンのいっちゃんいい仕事だな、きっと。 のって書いてる
わたすもがんばるさあ
>賢作さん
「チャーリー」いいですよね!音楽、遊び過ぎ!(笑)
「エターナル・サンシャイン」のサントラも良いですよ~。淡々としているのが、冬の情景や切ない感じにぴったりです。ラストのBeck(ジェフ、じゃありませんが)の歌声が沁みてきます。
『エターナル・サンシャイン』☆今年2本目☆
『エターナル・サンシャイン』(今年2本目)公式サイト:http://eternalsunshine.gaga.ne.jp/原題:ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND製作:2004年アメリカ監督:ミシェル・ゴンドリー出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/キルスティン・ダンスト/イ