新しい相棒(^^ゞ
某オークションサイトで¥5,000-なり。
今まで、やはりYAMAHAの「HR-2000(同サイトで¥3,000-)」というアンプを使っていた。
このアンプ、EQも4バンドのプレゼンス付き、コーラス、コンプ、ディレイ付きと、これ1台で遊べちゃう、というお得なアンプだったのだが、いかんせん元の音が僕にとってはしょぼかった。
で、KORG AX30GとZOOM9150(写真、アンプの上に乗っかってるやつ)という助っ人を呼んだのだが、どうしても、クリーンないい音のするアンプが欲しかった。
話は変わって、同じ町内の陶芸家Kさん(50代)の仕事場で新年会をした際に、その席で「オレもエレキが欲しい!セットで1万以内で探してくれ!」との指令が。
困った顔を見せつつ、内心「チャンス!」とほくそ笑んだのは言うまでもない。
で、こいつと出会ったわけです(笑)
結論から言うと、めちゃくちゃ安い!この音で!
ネットで情報を探してもあんまり出てこないので、20年以上は前のものだろう。しかし、前オーナーがよほど大事にされていたのでしょう、極上とは言わないまでも、金属部に少々経年変化が出ているくらいで、ネットの破れ、ポッドのガリも全くなし。
「クランチさせるとなかなかいいよ」という、お言葉通り。ちょっと気軽にセッションに来ました、みたいなときには、下手なエフェクターはいらないくらい。Gainもついており、トランジスタアンプなので、真空管のようなきめの細かい歪みにはならないが、一時期のCharのような、ちょっとキラキラしたような感じにも聞こえる?
クリーンもなかなか。
ただ、同時期に中古だがVital Audioのケーブルを手に入れたのだけど、この組み合わせは結構最高!と思わせてくれる。これでJim Hallもばっちり?とは言い過ぎか。
ちなみに、CanareもBeldenも持ってるけど、Vital Audioの高音の抜け、音の輪郭のクリアさは群を抜いている。
スプリングリバーブも、以前持っていたGUYATONEに比べるとやや浅めだが、必要十分なもの。グヤと比べると、上品な感じもする。スピーカーがいいのかな?
要するに、箱と線が肝心。
ま、9150で真空管の歪みとウォームさを加味して、空間系とちょっと固めの歪みはAX30Gに任せる、というのを基本にすれば、ハードロックからブルース、ジャズまで結構行ける、はず。
これは、今後の課題ということで。
ホント、安いのでもう一台欲しいくらい。状態にもよるけど、結構¥5,000-以下でゲット出来ます。
下手にお金出して、モデリング機能の付いた最新のアンプ買うより、作りのしっかりした昔のいいアンプを安くで買って、とことん使い倒した方が楽しいよ。きっと。
フルテンにすると、ちょっと臭いのが気になるが(^^ゞ(あんまりそういう機会もないけど、ね)
英文だけど以下のページを発見。
http://www.harmony-central.com/Guitar/Data/Yamaha/JX30-01.html
あ、HR-2000は無事、Kさんの下へ嫁いでいきました。
この、solidstateなのに真空管を思わせる暖かみは、一体どこからくるんだろう?
電源を入れてから、数秒して音が出てくるし、同様に、スイッチをオフにしてひと呼吸置いてから、ブチッって音が消える。
このあたりに秘密があるのかもしれない。