ふと、孤独の固まりに押しつぶされそうになる。
無性に、海が見たくなった。
山越えの道で、油津へ来た。
油津は、宮崎でも有数の漁港だ。漁港育ちの僕には、潮の香りがたまらない。
昨日、君が小さな花にキスするのを見ていた。
でも、すべての存在は死ぬために生きている。
だから僕は君に、重要なことは何もなく、君にできるのは立ち尽くして泣くことだけだ、と言うのさ。
君が聞く耳を持たない時、僕はなんて言っていいのか分からない。
でも、今こそ自分が見るものを見つめ直す時だ。
それがここにとどまる道だ。
「That’s The Way/Jimmy Page,Robert Plant」
No Quarter: Jimmy Page & Robert Plant Unledded
Page & Plant
海沿いの道を、ひたすら南下する。
次第に道は細くなり、所々、昨年の台風の傷跡がいまだ深く残っていた。
恋ヶ浦に出た。
海岸から立ち上がる、崖を巻く道から海をみると、どこまでも続く水平線がかすんで見えた。
水平線と言えるのか、はっきりとは分からない。海と空の境目は、溶け合って混じり合っていた。
当たり前のことだが、地球は、丸い。
子供の頃、多分に人の目を気にする子だった。
大人になって、人の評価にこだわらない、ということが諸刃の剣であることが、ようやく分かってきた気がする。
僕の場合サラリーマンと違って、人間関係というものはどうしても限られたものになる。
その少ない関係の中でも、やはり(いろんな意味で)ストレスは生じる。悩む数、量(?)は少ないのだろうけど、あることは間違いない。
他人から自分がどう見られているか。
客観的に把握することは、決して損ではない。
KENSO
「Nostalghia」の、オーボエの旋律が郷愁を誘う。
KENSOには「氷島」という名曲があるが、「Nostalghia」も短いながらも味わい深い佳曲。
都井岬は、春駒の季節だろう。
階段にたどり着くと
私の幸運のシルバーボールを
持つ人々の姿があった
そして“受け止めて”と
私に投げつける
高く飛んではみたけど
まだ届かない
私の幸運はまた通り過ぎる
そして微笑みかける人々
「Silverball/Astrid North,Tex Super」訳Chiharu Hamu
カルチャード・パールズ
すべての経験は未来へ通ずる。
もっと高く。
もっと遠くへ。
Pat Metheny Group
高度な技術とセンス、ポピュラリティーを兼ね備えた孤高の音楽。
菊地成孔氏の新刊で、ブルースとZEPの関連について知り、すこしだけ距離がちぢまりました。
それにしてもともこーさん 幅広く聴いてるのですね
すごいわ!
>賢作さん
いやいや、聴くだけなら誰でもできますから(^^ゞ
創れる方には敵いませんよ~
おお、菊池さんですかー、今をときめく東大の先生じゃありませんか~興味ありますね。読んでみようかな。
ちなみにティポグラフィカ、宮崎でライブしたことあるんですよ。めちゃくちゃ楽しかったです!
ZEPはやっぱいいっすね~
「No Quarter」、巷の評価はいまいちですが、僕は好きですね。枯れてもZEP。
KENSO懐かしいです!
あれ・・・・?
俺レコード持ってるはずなんだけど・・・・
どこいったかなぁ~?
>盆造(´ー`)y━・~~~さん
やっぱり盆造(´ー`)y━・~~~さん的には「No Quarter」は・・・
彼の代わりは誰もいませんからね。
オーボエの旋律。。聞いてみたくなりました。
今日のブログ、何かじっと見てしまいました。それと音楽の詩と。。
いつもと違う表情を見たよう。
深い自己との対話ですね。
確かに岡目八目な意見に頷く時もあるけれど、
私は自分が思っている程、
人は他人の事など気にしていないのではないかと
思っています…。
>なのはなさん
オーボエの音って、なんだか優しい感じでいいですよね。
まあ、人生、いろいろとありまさあ、ね(^^ゞ
>ラルさん
おっしゃる通り、みんな自分のことで精一杯なんですよね。
ただ、人との関わりがある以上、その人がどのように僕を捉えているかで、自分との対応や距離が変わってきますから、そんな中で人を傷付けたり、傷付けられたりしています。
ヨノナカムツカシイモノデス・・・