Mac備忘録:iWork’09を9.3にアップデート

うちのメインマシンはMac mini(Late2009)であり、一緒に購入したiWork’09を使っている。
当初のOSは10.6(Snow Lepard)だが、その後10.10(Yosemite)にアップデート。iWorkも特に問題なく使えていた。

ところが先日OSをアップデート(10.10.5)したところ、なぜかNumbersが劇重に。特に日本語入力が使い物にならなくなった。

バージョンを確認すると2.1で、ググってみると最終バージョンは2.3らしい。
ところが店頭でのパッケージ購入であったためなのか(確かユーザ登録はしていた)、App Storeでアップデートできない。
更にググってみると、Appleのサポートコミュで記事を発見。
どうやら手動でのアップデートをしなければならないらしい。

iWork 9.3 アップデートについて

ダウンロード – iWork 9.3

アプデしたところ、症状も改善。
よかったよかった。しかし情報がわかりにくい。

(しかし、safariのアプデかける度にwordpressが挙動不審になるのも如何なものか。この件に限らず、レガシー遺産について冷たい態度を取る企業は如何なものか。Appleさん。)

扉をたたく人

 

久しぶりに、映画館でエンドロールまで余韻に浸ってみたいと思える映画に出会えた。

原題は「The Visitor」。
「扉を叩いて訪問する場面」が印象的に繰り返され、お世辞にも人付き合いがいいとは言えない主人公の存在において、邦題は秀悦である。

映画の冒頭、単なるくたびれた田舎オヤジの話か、思いきや、そのオヤジが未知の音楽と出会うことで青春を取り戻す話なの?と思いきや、ひょんなことから友情を交わすようになるシリア人とセネガル人のカップルを巻き込んだ現代アメリカが抱える移民問題がテーマなのか?、と思いきや、妻を亡くし仕事もその世間の評価とは裏腹に単調なシークエンスを繰り返すだけの孤独な老年を迎えたオヤジの新たな恋バナ?なの?

と書くと脈絡がないように感じるかもしれないが、それらの要素が見事に絡み合って物語を紡ぎだしていく様子はお見事。
全体のトーンも抑え気味であり、それがリアリティをうまく醸し出しており、好感を持てる。

絶対に映画館で見ることをお勧めする。