「art」カテゴリーアーカイブ

再び

雪、です・・・・

冷えますねえ。まこち、どしたもんじゃろかい。

先般登った釈迦岳も、真っ白です。

先日、宮崎県立美術館へ、三味線とチェロのデュオを鑑賞に行ってきました。

村上三弦道の村上由哲さんに招待いただいたのですが、なかなか新鮮で、楽しいひとときでした。

何と、宮崎県立美術館の収蔵品、無料で見れちゃうんです!

タダですよ、タダ!

しかもなかなかの名品ぞろい。

ピカソ、キリコ、マグリット、シニャック、クレー等々,またメキシコの作家のものも充実しており、ダウィド・アルファロ・シケイロスDavid Alfaro SIQUEIROSという画家は、かなり僕好みでした。

そして郷土出身の画家、瑛九。

宮崎県人としては、一度は見ておきたい「つばさ」。素晴らしいです。

もちろん、無料です。

いやあ今後、宮崎市内に出かけたときには、必ず行ってしまいそうな予感。

第24回綾工芸まつり、無事終了!

18~20日の三日間で開催された「綾工芸まつり」が、盛況のうちに無事終了いたしました。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

今年は、台風の被害があったため、近くのお客様が来て下さるかどうか心配されましたが、正確な数字はまだ聞いていませんが、僕の印象では昨年より若干少ないかな?でした。

新しい会場になって、今年で2回目。会場作りも、まだまだ手探りの状態です。何せ、持て余してます、正直(笑)

個人的には、捨てられそうになっていた棚をリメイクしたものが、想像以上に大活躍!してくれてうれしい(^_-)

来年もがんばりますので、皆様ぜひ足を運んでみて下さい。

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訃報

常滑焼きの人間国宝、山田常山さんが亡くなられた。

独立直前、もう6年くらい前になるが、うちの裏山の赤土を使いたいと思い、成分を調べた。それが、常滑の土に近いことが分かり、常滑に土作りの視察に出かけたことがある。

その際、不思議なご縁で、常山窯にもお邪魔させて頂いた。

常山さんはどうやらかなり気難しい人らしい、と人づてに聞いていたのだが、お伺いしてみると初対面(しかもアポなし)にも関わらず、気さくに応対して下さり、床の間に飾ってあったご自分の作品を手に取らせて頂いたり、なんと仕事場までご案内して頂いて、大変恐縮した思い出がある。

もちろん、以前唐津に僕の先生をお訪ねになられたことがあったそうで、その時の恩義のおつもりだったのだろう。

その旅行以来、常滑は僕の大好きな町の一つとなり、急須と言えば常滑、と人にも勧めるくらいになってしまった。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

粘土による造形・・・ろくろに関する考察

物を作る上において、様々な材料が存在する。その中で、粘土というものは、一口に粘土と言っても実に多種多様であり、可塑性に優れ容易に成形しやすく、焼成後は安定なため、古今東西で利用されてきた。

では、粘土を用いた造形では、果たしてどういったものが「粘土らしい、粘土ならではの」と言えるのだろうか。

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ヘビーフードな1日

20日、宮崎市内での劇団どくんご「ベビーフードな日々」を鑑賞した。

相変わらずパワフルなステージで、圧倒された。笑いはもちろん、今回は唄と演奏付き。

前回より驚かされたのは、ステージという枠に捉われない演出。だって、団地の道路、走ってくんだもん。口があんぐり。

とにかく、迫力満点の肉体パフォーマンスを堪能させてもらった。

素人の感想ながら気になった点を言わせていただけば、前回の「Non-Knot Pocket, Go Go!」では、黄泉への旅路を始める人たちが一つの船に乗り合わせて行く、というシュールながらもおぼろげなストーリー/コンセプトが見えたものだった。

しかし、今回、「死」と「死へと繋がる船」という共通のモチーフがあるものの、いまひとつテーマが見えずらかった。強いて言えば「愛とメメント・モリ」みたいな?

本来、ストーリーに重きを置いていないのかもしれないが、演劇にあまり造詣が深くないと、楽しかったんだけど、なんだかもやもや感も残ってしまった。

強烈なキャラクターを演出(アドリブの要素も多いように見えた)するだけでは、物足りない。

舞台装置の演出(場面によって傾くステージ、「ひとのおもさ」と書かれた人形)も、中途半端な印象が拭えなかった。

ま、意味を求めるのが野暮?

でも、最後の拍手は、心からさせていただきました。面白かった!まちがい、ない。

ベビーフードの日々

今年も、熱い彼らがやって来る。

劇団どくんご

今回の公演第21番は「ベビーフードの日々」。いやあ、また難解なタイトルだな。

前々回(だっけ?)「ノン・ノット・ポケット・ゴーゴー!」のステージが初めてだったけど、その笑いと、それに反比例するシュールかつシリアスなストーリーの虜になった。

今回も楽しみ、楽しみ。

ステージごと移動する劇団も凄いよなあ。

宮崎日々新聞

日本民芸館「特別展 九州の陶磁」

出張の機会に(笑)行ってきました。

前々から、是非行ってみたい,と思っていた美術館の一つ。

ここで思わず素晴らしい“発見”がありました。

特別展示作品の中に、なんと無地の白薩摩の作品が3点あったのです。

驚きました。

しかも、どれも精緻な造りで、白薩摩独特の乳白色は、僕の作品にまるで古色が着いたような印象でした。中でも、抹茶碗は(高台内以外は)削りを全くしておらず、偶然にも、いや必然的に今の僕のスタイルと共通するものでした。

やはり先人がいたのです。どれも見事な作品でした。

日本民藝館

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