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文化の日

今日は文化の日。各地で様々なイベントが行われたようです。

僕はと言えば、護国神社で開かれた慈善お茶会に参加してきました。

今年は僕の所属する社中(表千家)の当番でした。

O先生は90歳になられる方。高千穂のご出身で、ご主人を先の大戦で亡くされています。

そういうことがあって、ひと際思い入れもお強いようでした。

宮崎の護国神社は、宮崎神宮と敷地を同じくしますが、実は全く違う神社です。

護国神社は、太平洋戦争で戦死された方々をお奉りしています。席主(茶事の際にお客さんに楽しんでもらうため、いろいろと説明したりします)としてのO先生のお話は、もっぱら戦中戦後の大変さを踏まえて、今を大切に生きなさいというお言葉だったように思います。先人の苦労、犠牲があってこその今だ、と。戦争を人ごとのように考えてはいけない、ともおっしゃられました。体験されて来た方のお言葉は、本当に重いものです。

僕も拙いながら、一回だけですが、亭主(お茶を点てます)を努めさせて頂きました。いやあ、大きな間違えはなかったものの、頭がパニック状態(^^ゞ修業が足りません。

あとはお運びや半東、片付けなどの裏方だったのですが、つ、疲れました(T^T)

といっても、先輩方は前日からの準備や、ご自分の道具も持って来られていたので、その片付けなどもっと大変なのですが。

皆さん、お疲れさまでした。

小さな政府と地方分権と主権の所在

今朝の宮崎日々新聞の記事より。

在日米軍再編を受け、宮崎・新富町にある航空自衛隊新田原基地を、米軍嘉手納基地などの戦闘機部隊の移動訓練地とすることが明らかになった。

政府側が、事前に地方自治体および周辺住民に何の説明もなく事後承諾の形での発表だった。

これまで県および安藤知事は、慎重な姿勢を崩していないが、周辺自治体では既に反対の動きが出ているらしい。

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綾工芸まつり

第24回 あや工芸まつり

(昨年の様子)

毎年恒例の「工芸まつり」まで、あとひと月を切りました。

昨年から、新しく建設された「綾てるはドーム」での開催となり、準備期間も大幅に増えました。

とにかくデカい!バレーボールのコートなら、8面?くらい取れそうです。天井も高く、冗談抜きにサーカスが余裕で出来ます。

大変です(^^ゞでも、その分やりがいもあります。

展示の仕方もいろいろと工夫する必要があります。と言いながら、なかなか出来ないんですけどねえ(笑)今回は、商工会で捨てられそうになっていた古ぼけた木製の棚を貰い受け、それを作品の飾り棚として、リサイクルするつもりです。ペンキをケレンするのがなかなか大変ですが。

とにかく、今年もがんばります(当たり前)。

皆様お誘い合わせの上、ぜひ遊びに来てください。お待ちしてまーす!

久々に

ホントーに、久しぶりの快晴。

いつからだろう?もう半月とか、そのくらいになるんじゃないでしょうか。

この時期の朝、人肌よりやや低いくらいの気温のとき、空を見上げると、不思議な感覚に陥ります。

なんというか、空に溶け込んでいってしまうような。“自分(身体)”という枠がなくなるような、そんな感じです。

決して不快なものではなく、むしろ気持ちのいいものです。

今日は日曜日でしたが、当たり前に仕事をし、夕方からは窯場の後ろの草刈りをしました。

夏と違ってあんまり汗をかかずに済むので、楽です。

とはいっても、やり付けていないので、エンジンで回す草刈り機を小一時間も振り回していると、右腕がぷるぷる来ます(笑)

そして

いい月夜、です。

これから徹夜で窯焚きです。西の地平に沈むまで、お伴してもらいましょう。

ウワヅミゲンキン

火曜日の夜、東京での仕事を終え宮崎へ帰って来ました。

次の日から、仕事の流れでのフォロー・発送に追われ、ようやく、今日の午後になって台風の後片付けを始めました。

自宅は高台にあるため、土砂崩れが心配だったけどなんとか無事。

が、手作りの工房の壁の一部が崩壊(T^T)

ま、壁、といっても、明かり取りのために障子紙を貼ってたのですが。はは・・・

ちんがらっつ、なってます。

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アメリカ人の“ヒロシマ”

今日のクローズアップ現代

僕が小学生の頃、「はだしのゲン」「ガラスのウサギ」といった作品に大変な衝撃を受けた。

今、小学生に、戦争や原爆の認識が薄れ始めているという。

番組の中では、主に広島の若い小学校の先生の取り組みが取り上げられていたが、また、アメリカの人々の「ヒロシマ」に対する意識を扱った取材が興味深かった。

世論調査では6割以上の人が、原爆投下を肯定しているそうだ。

その中で、アメリカの高校の授業で、生徒同士が原爆投下について、その是非を討論する場面があった。

「戦争を終わらせるためとはいえ、当時の日本の戦力に対して原爆を使用するのは行き過ぎだったのではないか?」

「原爆投下のおかげで、早く戦争を終えられたわ。」

「しかし、そのために多くの人が犠牲になったじゃないか。」

「たったの20万人よ。」

かわいい女子高生の言葉に、背筋が凍った。

実際授業に使われる教科書の内容は、番組内では少ししか触れられていなかったが、ほんの僅かな情報だけらしい。犠牲者の数は、日本側の発表より大幅に少なく、日本で原爆資料館で観ることのできるような悲惨な写真は、皆無だそうだ。

その高校生たちに、日本の教科書の写真を見せると、一様に言葉を失っていた。

韓国では、日本の教科書の内容が重要な社会問題として取り上げられるが、日本でアメリカの教科書の内容が議論されることはほとんどない。

少し前のニュースで、強制連行された韓国の方が被爆し、日本政府に賠償を要求している裁判を耳にしたが、どうしても何か腑に落ちないのは僕だけだろうか。

太平洋戦争の是非、とは別次元の問題として、原爆投下の是非が議論されてもいい時期に来ているのではないか。

番組を見ながら、そう強く感じた。

怪我の功名

今日は7月最後の日。今月は、あんまりブログする暇なかったな。

綾は、ずっと快晴続きでしたが、昨日から雷雨。気温も低く、良い感じです。

今、布団の中でまたーりと書いてます。

あ、落ちた!

先週の日曜日、綾の夏祭りでした。

商工会青年部では、一日ふれ太鼓を叩きました。町内をトラックに大小10個の太鼓を載んで

廻ります。

今年は竹の担当。全体のリズムを仕切る、重要なポスト。・・・出直してきます(^^ゞ

祭りは夜8時くらいまで、盛り上がりました。

昨日、ようやく窯出しをしました。

まあまあ、かな。

焼き物は、素焼きをした後、釉薬を掛けて本焼きをします。

この釉薬は、岩石や植物の灰を調合したものなんですが、今回、ある釉薬の調合を間違えて作ってしまいました。

灰の種類を間違えたのですが、10キロほど作ってしまったので、捨てる訳にも行かず、どんげすっかねぇ、と思い、ダメ元で器に掛けて焼いてみました。

すると!

今後に期待してください(^_-)

良いものができそうです。