いい!とても、いい!
物語のはじめは、なんだかお調子者の青年の話?と思いきや、最後は悲しいけど爽やかに、涙を誘う傑作です。
ロベルト・ベニーニいいですねえ。現代のチャップリンと言われるのもうなずける。
「ニュー・シネマ・パラダイス」のように前置きが長い(笑)こともなく、どちらかと言うとコンパクトにまとめられていて、脚本の素晴らしさが際立ってます。
アカデミー賞3部門獲得も納得。
ベニーニ監督作品「ピノッキオ」も観てみたい。
困った。
困った困った。実に、困った。
映画史上に残る傑作、である。
アカデミー賞9部門獲得、である。
制作費は当時600万ドル、である。
「自己チュー女のドタバタ人生劇場」と言ってはいけないのである。
ま、そういう観方のほうが野暮というものか。
もっとも、ビビアン・リーとクラーク・ゲイブルの魅力満載、というのが正しい鑑賞の仕方なんだろうな。
とはいえ、中盤でのスカーレットの女性ならではの強さを発揮するあたりは、いい感じ?奇麗ごとを言ってられない状況での、逞しさ。
ちなみに原作は読んでおりません。
とにかく、ラストシーンの、スカーレットの台詞を間抜けに感じたのは僕だけだろうか?
時代性、というやつ?
ついでに、と言っては何ですが。
今日はロイヤルウェディングの日。
普段、宮家に特に思い入れもないのですが(^^ゞ、まあ、おめでたいお話は大歓迎、ということで。
サーヤ(僕の妹と同い年ですし、ヒーロー&ヒロインがルパン&クラリスということで、勝手にお許しを頂いて親しみを込めて)も、これから庶民の生活が始まります。
あの方達は、僕らの想像つかない苦労もおありだったでしょう。しかし、別の大変さがこれからあることでしょう。
いいカップルだと思います。末永く、お幸せに。
あやかりたい。