重松 清
重いです。重すぎます。
原作を読むのが、正直怖いです。
今日は宮崎映画祭の最終日。
トリを務めるのが、重松清さん原作、SABU監督作品「疾走」でした。
正直なところ、映画の妙味を味わうには昨日鑑賞した「いつか読書をする日」でしょうが、この作品も映画の醍醐味を味わえるいいものだと思います。
一人の、どこにでも居そうな少年が、一つの運命の歯車の狂いから、死へ向けて突っ走って行く姿が、丹念に撮られています。
この世の中の、ありとあらゆる醜いことが少年の周りに降り掛かってきます。しかし、それらはひょっとしたら、明日は僕らの身の上に起こるかもしれない、ある意味“よく聞く”ことでもあります。
この世に生を受けたこと、受けることは本当に幸せなことなのか?
そんな原題を、目の前に突きつけられるような作品です。
「オーメン」なんて比較にならないくらい、怖いです。
宮崎映画祭っていいものがあるんですねー
これは、見たくありませんが息子に知ったかぶって薦めます。12歳には難しいかしら?
>ひまわりさん
R-12でしたよ、確か。12歳にはどうでしょう、刺激が強すぎるかな~。
直接的にエグイ場面はそんなにないですが、十分に想像できるような中身なので。
普段、嫌なニュースを聞いていると、これ以上この世の中の嫌なことを突きつけられたくない気分にはなりますね。
けっこう心の隅にアリガチな事だけに
キツそうですね~・・・・。
でも見てみたいです。
>盆造(´ー`)y━・~~~さん
一見の価値、はありますよ。
自分が主人公の少年だったら、と考えると、恐ろしくなりますね。
普段の生き方を、改めて考えさせられます。
大人を観て、子供は育ちますから。
映画祭良いですね。最近なかなか映画館に行かなくなりました。レンタルで済ませてしまいます。今 福岡で「アダン」と言う田中一村氏の生涯の映画が上映されてます。あと「かもめ食堂」も見たいのだけど、行ける時間がない。
レンタルになるかな。なると良いけど。
>Yuriさん
え!?一村の映画があるんですか?
それはぜひ観なくては!