明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
書き初め、という訳ではないのですが、最近書いたものを。
白、とは犬の名前です。
今年は戌年。犬の名前と僕のメインの作品群(白さつま)とをかけてみました。
ちなみにうちの犬は、コロ、です(^_-)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
書き初め、という訳ではないのですが、最近書いたものを。
白、とは犬の名前です。
今年は戌年。犬の名前と僕のメインの作品群(白さつま)とをかけてみました。
ちなみにうちの犬は、コロ、です(^_-)
ジョン クラカワー, Jon Krakauer, 海津 正彦
ずいぶん、マスコミでも取り上げられたので覚えておられる方も多いだろう。
日本人女性を含む、1996年のエヴェレストでの大量遭難事故の実際の体験を元にしたレポである。
アーシュラ・K・ル=グウィン, 清水 真砂子, Ursula K. Le Guin
久しぶりに、良質のファンタジーと巡り会った。
ル=グウィンの作品は、高校生の頃にSF作品を何点か読んだことがあった。その時の印象は、根底にフェミニズム的なメッセージ性を感じ、異性にとっては(笑)何か落ち着かないもの、というのが正直なところだった。
「ゲド戦記」も名前こそ知ってはいたが、はじめの印象のせいでなかなか巡り会えないでいた。
全6冊のうち、現在「外伝」以外を読んだのだけど、世界観といい、人物の心理描写といい、素晴らしい。
舞台は、ファンタジーにつきものの「魔法」が支配する世界の話だが、ファンタジーだからなのだろうか、児童書として紹介されることが多く、実際図書館でも児童書コーナーに置いてある。このため、大人に読まれる機会が意外と少ないんじゃないかな?そのために損をしている人も少なくないんじゃない?と思ってしまう。
それほど、この本は深い。
「魔法」を「現代科学」と対比して読むのもいい。また作者は、「呪文=言葉」に込められた力もあらわにしていく。この世とは、言葉に因って成り立ち、言葉が支配する。よって、安易に汚れた、危険な言葉を吐いてはならない。同時に、言葉を超えた世界も存在する。
生とは何か?死とは何か?幸せとは?
それらを教えてくれるとはいわないまでも、この本を通して、少なくとも考えるきっかけを与えてくれることは間違いない。
ポッター君よりゲドが好き。
生活情報誌『クリム』
生活協同組合連合会・コープ九州(「エフコープ(福岡県)」ほか九州各県の生協が参加)で、毎月、会員向けに発行している情報誌です。
9月末発行の10月号で“器”をテーマにした特集を予定されており、先日取材を受けました。
興味ある方はぜひご覧ください。
■概要
発行/月刊、85、000部
仕様/A版(297×210)・オールカラー88ページ 定価/260円
頒布/コープ九州参加生協の共同購入ルートを中心に配達、店舗(78店舗)で店頭頒布
発行元/生活協同組合連合会コープ九州事業連合
編集部/〒812-8644 福岡市博多区下川端町2-1 博多リバレインイーストサイト11階
電話/092-262-9255
FAX/092-262-9257
e-mail/clim@clim.jp
藤原新也とR-D1による写真展「フェルナンド・ペソアの午後」開催中
余談だが、この「インド建築案内」の著者、神谷武夫氏の「インドの建築(定価¥12,360-)」を持っている。大のお気に入り。「インドの建築案内」は¥2,800-!お買い得。
柳 宗理
言わずと知れた、デザイン界の巨匠。
まだ、読中なのだが、めちゃくちゃ、面白い。というより、この本は、僕に勇気を与えてくれる。こう言うのはおこがましいが、僕が物を創る上で考えていることを、基本的に後押ししてくれる。心強い味方。
読破したら、詳しく書いてみたいと思う。
26日付宮崎日々新聞、「大塚英志さんに聞く/“戦時下”のリアリティー」を読んで。
この記事を読むまで、大塚氏について何も知らなかった。顔写真も出ているのだが、見覚えがない。というわけで、先入観なしの状態でした。
「私たちはだまされたり、銃を突きつけられたりして、派遣に同意させられたのではない。占領軍として自衛隊という名前の軍隊を送り込んだのは、私たち『有権者』なのです。それを出発点にしなければならない」