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芸術は人が創るものではない

今朝のNHKローカル「おはようサタデー 九州沖縄」で、映画監督の大林宣彦さんが出演されていました。

何でも新作を大分で撮影されているとか。

そのインタビューの中で、興味深いことをおっしゃられていました。

「芸術というものは、人が創りだすものではない。風土が生み出すものだ(主旨)」

僕も、同様に思います。

よく「個性」、と言われますが、僕の考える「個性」とは、自分の今いる環境/風土から受け取っているものをどのように形にして行くか、この世に現して行くか、ということです。

ですから、奇抜な形や色が、必ずしも「個性」ということにはならない。逆に、浅薄な知識や意識の下で創られたものは貧相でしかない。それらは、初めは人の目を引いたとしても、決して感動を与えるものではありません。

一見シンプルな、無個性に見える僕の作品は、宮崎&綾という“自然(じねん)”を感じ、それに感動し、また僕の器を通して使い手さんが、使い手さん自身を投影してまた感動を深めて行く、そんないい関係を作り出して行くものにしたい、と常々考えています。

シンプル=自然(じねん)

“三低男”の時代来る?!?!?

今朝からADSLの不具合でYahoo!サポートに電話したりで、あんまりついていない一日の始まりです。

そんな中で、

【ファンキー通信】

・・・・おお!僕の時代ついに到来!

かと思ってしまいました。

「三低」とは、低姿勢(レディーファースト)・低リスク(リスクの安定した職業)・低依存(束縛しない、お互いの生活を尊重)の男性を意味していて、結婚しても仕事を続けたいという女性や、自分の時間を大切にしたいといった女性から高く支持されているそう。

へえ・・・・(~_~)

レディファーストは分かるけど、他の二つは個人的には無理。

まず、今の仕事、リスクあり過ぎです(笑)

もちろん、自分で見込みがなければ諦めますが、今のところそんなこともないので。

次に、結婚しても束縛しない、されない関係というのがまず理解出来ません。

子供が出来たら、どうするの?

“三高”でも“三低”でもない男は、一体どうすればいいのでしょう?

顔文字の謎

最近のメールでは、いろんな顔文字が登場します。

良くできてるなぁ、と感心するものもあれば、ナニガナンダカヨクワカンナイ、ものもあったり・・・

僕も、ちょくちょく利用します。

文字面だけでは表現できない、言ってみれば行間を伝える補助的なものかと。

そんなに若くはないので、しつこい使い方は出来ませんが、なるべく控えめに効果的に使うことを心がけています。

そうすると、必然とシンプルなものだけとなります。

例えば、

(^^ゞ

とか

(^_-)

とか

m(__)m

とか。

まあ、これらは意味が通じやすい部類かと思いますが、中には分かんないものもある。

知らぬが仏、ということわざもありますが・・・

カードゲーム

JMM4月28日付

■ 『オランダ・ハーグより』 春 具 第140回

 「Rounders」より

毎回楽しいうんちくが満載の春さんの記事。

今回は、カードゲーム、中でもポーカーを取り上げたものでした。

何でも、今ヨーロッパでは流行っているそうで、どこぞのうらぶれた保養地からDMが来たのだとか。

まあ、それはとっかかりとして、国の外交政策のお話に絡め、いつものごとく一流のブラックジョークを連発されています。

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JAZZいかなるもの 東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編

東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編

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菊地 成孔, 大谷 能生

もう10年ほど前になるだろうか。

NHK FM、「夕べのひととき」というリクエスト番組を聴いていると、何やら面白そうなリズムの音楽が聞こえてきた。

それはツアーの合間にゲスト出演していたティポグラフィカの「森を出る方法」だった。

それが僕の菊地成孔氏との出会いである。

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