「music」カテゴリーアーカイブ

Experienceコンサート

第10回宮崎国際音楽祭

今日は、なんと!¥1,000-のコンサート。

プログラムは、ストラヴィンスキー「管弦八重奏曲」バルトーク「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」。

特に、バルトークは素晴らしかった。ブラボー!

余談だが、スイスの「Blue Motion」というアルバムが思い出された。

こちらは、ドラムと二人のキーボーディストによるアヴァンギャルド/プログレッシヴ・ロックなのだが、曲想、パーカッションと鍵盤の関係等々、共通するものを大いに感じた。興味ある方はぜひ。

(とは言っても、アマゾンでも出てこない、マイナーなやつです。あしからず)

悲しみのボレロ

第10回宮崎国際音楽祭

今日は、デュトワのボレロを堪能しようと出かけた。

10回目を迎える音楽祭も、今日が中日。「色彩の華」と副題をつけられた演奏会は、プロコフィエフ、ストランヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェルと、デュトワの十八番ばかり(?)のプログラム。いやが上にも、期待は膨らむ。

僕がデュトワを初めて聴いたのは中学生の頃だ。

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YAMAHA JX30

YAMAHA_JX30

新しい相棒(^^ゞ

某オークションサイトで¥5,000-なり。

今まで、やはりYAMAHAの「HR-2000(同サイトで¥3,000-)」というアンプを使っていた。

このアンプ、EQも4バンドのプレゼンス付き、コーラス、コンプ、ディレイ付きと、これ1台で遊べちゃう、というお得なアンプだったのだが、いかんせん元の音が僕にとってはしょぼかった。

で、KORG AX30GとZOOM9150(写真、アンプの上に乗っかってるやつ)という助っ人を呼んだのだが、どうしても、クリーンないい音のするアンプが欲しかった。

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今日の一枚#7「Mother Earth/PRISM」

評価:
プリズム
アブソードミュージックジャパン
¥ 9,750
(2004-03-24)
コメント:プリズムの作品の中では余り評価は高くないけど、よくよく聴くとトリオの極限的な完成度。

日本のジャズ・ロック界を代表するバンドの14作目(’90)。

僕とプリズムの出会いは、「Nothin’ unusual(’85)」から。当時、ギター少年だった僕に、和田アキラさんのギターはすごく、かっこいいものだった。NHK FMのライブ放送などをよく聴いていた。

このアルバムは、大学生の頃リアルタイムで体験。その頃、Allan Holdsworthも精力的に活動し始めた頃で、神戸チキンジョージまで観に行ったことがある。ただ、ものすごいんだけど、シンタックスが半分ほどで、凄過ぎて(?)面白みに欠けた内容だった気がする。

この頃のアキラさんのギターも、影響を明らかに受けており、本来のフルピッキングするスタイルではない。それでも、単なるコピーに終わるのではなく、あくまで「和田アキラ」になっているところはさすが。

しかし、僕がこのアルバムの好きなところは、それだけではない。

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TOKYO

Overdose

Overdose

ピチカート・ファイヴ

great white wonder RARE MASTERS 1990~1996

great white wonder RARE MASTERS 1990~1996

ピチカート・ファイヴ

Pizzicato Fiveの音楽は、おしゃれでポップで心地よい。別段都会で聴かなくても、“都会的な”感覚を味わえる。ただ、聴いていて「東京」を俯瞰するような、クォータービューで覗くような感覚に襲われる。

それは、ピチカートの中で、「トウキョウ」が創られたものであるからである。それは、小西康陽という、類い稀なセンスを持ったミュージシャンの持つイメージに他ならない。これほど、「トウキョウ」を商品化した人物は、そんなにいないだろう。

地方に住んでいるので、なおさら感じるのかもしれないが、何か外国人が夢みる「トウキョウ」の素敵なイメージアルバム、そんな感じである。

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今日の一枚#6「I’m gonna take this Chance/Char」

I’m gonna take

I’m gonna take this Chance

Char

高知での戦利品。1999年作品ということで、ちょうどサイケデリックスを活動停止した直後の作品。

サイケデリックスの1st、2ndがJeff Beck Groupと古き良きフュージョン/ジャズロックのエッセンスをちりばめたものであったことに対し、3rdは一転、内部分裂のフップンを晴らすようなハードロックよりに行ってしまった。この3枚とも、甲乙つけ難いかっこよさである。

で、これが出た(みたい)。Jeff Beck Groupが目指したブラック風味をさらに加味したようなファンキー加減。イェイ。

ミッキー吉野のエレビがいい感じ。

それにしても、この人は、ホントにワウが上手いなあ。M1「Legal Fiction」から踏みまくってます。僕も一台、欲しくなってきた。

M8「Touch my love again」は下手すると甘ったるくなるところを、押さえ気味のvo.と、G.ソロ(ワウワウ!)がかっこ良くしてるよねえ。

しばらくは「CHARACTER」と、ドライブのお共になりそう。